11月23日から4日間、ローマ教皇フランシスコが38年ぶりに日本に滞在したことは既に話題となっておりますが、代表の五十嵐はこれについてTBS NEWSの取材に応えました。

TBS NEWS「ローマ教皇、東京でのメッセージは」(2019年11月25日)

代表の五十嵐は、活動を始めた当初にローマ教皇に手紙を送り、その当時以下のお返事をいただきました。

 

敬愛する五十嵐さん。

お手紙を拝受いたしました。お心遣いに感謝しております。

刑務所という“地獄”でキリストと出会われた気取りのないお話に、私は心を打たれました。そうです、キリストもまたそこまで下られます。

そして、そこで私たちを待っておられ、私たちを前進させてくださるのです。キリストの慈しみはこのように素晴らしく、ひとたびそれを受け入れた者の心を永久に変容させてくださるのです。

刑務所を出所しても生活の場を持たない人々へのあなたのご配慮にも感謝いたします。その方々が希望を失うことがないよう、私が祈っていることをお伝えください。

もうすぐ第一子の(誕生)を待っておられることを知って、喜んでおります。当然、洗礼によって神と教会の子どもとして新たに誕生させることでしょう。愛情と優しさ、善の道に導く模範と近しさが欠けることかありませんように、また、その子のうちに神の恵みが輝きますように。

もうご存知かもしれませんが、日本は私の若き日の宣教の夢でした。そしてその夢は今も私の心に存在し続けています。あなたのお手紙はそれを燃え立たせました。ありがとうございます。

五十嵐さん、私のため、聖なる神の民への私の奉仕の実りのため、お祈りくださるようにお願いいたします。

イエスがあなたを祝福してくださり、聖なる乙女(マリア)があなたを世話してくださいますように。

愛を込めて

フランシスコ

 

実際にもらった手紙