弁護士ドットコームの取材にて、通称「カンカン踊り」とも言われる受刑者の全裸検査について、当法人代表の五十嵐が取材に答えました。

元受刑者が語る陰部検査、全裸「カンカン踊り」の屈辱…下半身「壮絶イジメ」にトラウマ

以下、代表の五十嵐からのメッセージになります。

ここまで徹底的にやるのが刑務所です。 そこには同じ人間であるという感覚はないと思う。 他人に自分の陰部を見せることがどれほど屈辱的か 自分がされたらどうなのか全く考えてないのだと思う。 空港等で実施されているX線検査で十分だと思う。 犯罪を犯した人だから何をしてもいいのだろうか? 社会から見えない場所だから何をしても分からない。 だから名古屋刑務所で起きた刑務官による受刑者に対する嬲殺しみたいのが起きるのだと思う。 法律が改正されても刑務官に対する徹底した人権教育をするべきだと思う。 受刑者にも色々いるが人権侵害の訴えがあったら弁護士や市民を含めた調査委員会を設置し、徹底した調査をするべきだと思う。 刑務官によるいじめにはすさまじいものがあります。 ある拘置所では刑務官が女性の収容者に手を出して妊娠していることが発覚したこともある。 また刑務官同士のいじめもある。 先輩が後輩をいじめる様なものである。 それと刑務所にも派閥がある。 これが更生・回復させる刑務所であるから反省しないものが多くいる。 私は犯罪者を擁護する気は全くない。でも更生・回復には相手を尊重し、お互いが徹底的に向き合い、寄り添うことから更生回復が生まれるのだと思う。 更生は自分を変えることだと思う。 そこには自分を理解し、向き合い、真正面からぶつかって本気で叱り、大切にしてくれる人が必要であると思う。 受刑中、私はキリストと出逢い、低みから私と関わってくださった方がいたから今の自分があると思う。