当法人代表が検討委員として関わった横浜市再犯防止推進計画が公表されました。全文などはこちらからご覧ください ↓
誰もが安心して自分らしく健やかに暮らすための更生支援の方向性 —横浜市再犯防止推進計画—

国の定める再犯防止推進法には、都道府県及び市区町村が「地方再犯防止推進計画」を定めるよう努めなければならないことが明記されており、現在、各自治体が同推進計画の策定を進めています。今回、横浜市が定めたものもこの「地方再犯防止推進計画」です。

横浜市での策定にあたって、全3回の検討委員会に参加した五十嵐は次のように語っています。

この度は、このような重要な行政の計画策定に携わる機会をいただき光栄に思います。検討委員会への参加では、元受刑者という当事者の立場・視点から、社会復帰していく際にどんなことに困るのか、どんな支援が必要なのかということを伝えていきました。

今回の横浜市再犯防止推進計画は、「市」のレベルで策定されたものであり、実際にこの計画を動かしていく、実施していく「区」との緊密な連携が今後重要になると思います。この計画に書かれていることを「区」の行政にあたる人たちに理解いただき、実施していくためには市と区の連携が必要なのです。

策定された計画は発表して終わりではありません。実際に計画を遂行していき、そして計画を振り返っていくこと(評価)もあるでしょう。この計画が動いていくなかで、当事者と支援者の顔の見える関わりが生まれていくことを期待します。

今後、策定を検討している自治体がありましたら、ぜひ当事者の声を取り入れていただきたいと思います。