出所者の住宅支援
「助けてください」
マザーハウス理事長の五十嵐です。
マザーハウスでは住宅支援、生活保護申請等のサポートも行っております。
社会復帰した人たちの心身の回復と再犯防止のためには、まずは生活の基盤となる住居が非常に重要です。各種更生施設もありますが、刑務所同様の管理の中では、なかなか自立は叶いません。自由な環境の中で、人と交わりながら自分自身で考えることを身に着けてこそ、本来の自立といえるのではないでしょうか。
マザーハウスでは、これまで200名以上の社会復帰した方々と関わってきましたが残念なが
ら彼らそれぞれの地元に戻った約150名が、再び刑務所に戻っているという悲しい現実があります。一方、幸いにも更生支援者が継続的に関われた約50名は刑務所に戻ることなく、新しい人生を歩み始めています。
継続的に関わるには、まずは住居が不可欠です。現状、多くの方が住居の確保が困難な状況です。生活の基盤である住居がなければ、支援者に関わりにくいだけでなく、心も体も不安定なままです。
住居を確保するために、首都圏では、初期費用が約25万円程度かかります。社会復帰した方々の所持金だけでは到底足りず、今回200万円を目標に(住宅資金につきましては当事者より随時返済していただきます)皆様からご支援を賜りたくお願いする次第です。
まことに勝手なお願いであり、甘えであると、厳しい叱責もあろうかと思いますが、これまでどれほど声をあげても行政が動いてくれない現状では、日本の社会を支えてくださっている皆さま方お一人おひとりに、深くご理解いただき、ご支援を訴えるしかありませんでした。
皆さま、どうか宜しくお願い申しあげます。
2017年10月2日
支援の受付は下記の通りです。
◆みずほ銀行
本所支店(普通)2037803 特定非営利活動法人マザーハウス
◆ゆうちょ銀行
記号 10000 番号 20404561 特定非営利活動法人マザーハウス
尚、たよりに挟まれている払込取扱票は、支援金を強制するものではありません。