講演のご案内
お申込み不要・参加費無料・途中入退室自由です。後半に質疑応答のお時間を設けております。
お気軽にお越しください。
日時 : 7月21日(土)午後2時~5時(1時30分開場)
場所 : 聖イグナチオ教会内 岐部ホール404号室(定員100名)
対談
「回復について」
阿部 寛 (社会福祉士・保護司) × 五十嵐 弘志(NPO 法人マザーハウス 理事長)
☆内容紹介☆
マザーハウスで定期的に開催している当事者ミーティングのファシリテーターを務める阿部寛さんと、ミーティ
ングの内容も取り上げつつ、出所者の社会復帰の現状や、人としての回復をテーマに対談いたします。
※当事者ミーティングは、APS研究会(共同代表:石塚伸一(龍谷大学)/五十嵐弘志(マザーハウス))の一
環として実施しております。
【APS研究会 発足の趣旨】
日本の刑事施設は、一時的な過剰収容状態が一段落し、再犯防止をスローガンに、さまざまな試みが
なされています。また、刑の一部執行猶予の導入などが契機になり、出口支援の充実が叫ばれ、高齢者、
障がい者、薬物乱用者などについては、社会復帰支援のシステムやプログラムが立ち上がっています。
しかし、長期受刑者については、有効なプログラムは開発されていません。現在、無期受刑者は 1800
人を超えていますが、仮釈放は「狭き門」で、身元引受人がいない人たちについては、仮釈放申請すら
されていないという状況です。
そこで、長期間刑事移設に収容された人たちが、社会復帰するためにどのような支援が必要か、そし
て、どのようなプログラムが考えられるかを検討する研究会「アフター・プリズン・サポート(After
Prison Supports:APS)」を立ち上げることにしました。
☆五十嵐 弘志(いがらし ひろし)☆
前科3犯、受刑歴のべ約20年。獄中で主イエス・キリストと出会い、回心する。「神の愛の宣教者会」の修道
女との交流にきっかけに、マザー・テレサを信仰の母とする。
出所後、真の愛と赦しを実践するため、「民間非営利団体マザーハウス」を設立。以後、受刑者や出所者のケア
とともに、イエス・キリストの愛を伝えている。2014 年 5 月に、マザーハウスを NPO 法人として正式に立ち上げ、
現在、全国の受刑者約 700 名と文通(ラブレタープロジェクト)、出所者 50 名以上をサポート中。各大学(青山学
院大学、国士舘大学、東京学芸大学など)、各団体(渋谷更生保護女性会など)、教会等で講演多数。その他、地
裁等で情状証人として証言し、犯罪被害者・加害者の支援を行う。
☆VIP プリズムスタッフ及び協力者☆
会長 五十嵐 弘志(特定非営利活動法人マザーハウス理事長)
副会長 原田 昇(株式会社ライフテック)
顧問 宿谷 晃弘(東京学芸大学准教授)、佐々木 満男(国際弁護士)、
新倉 修(青山学院大学教授)、細井 洋子(東洋大学名誉教授)