講演のご案内
対談「更生保護について」

西原実(大阪保護観察所 保護観察)
  × 五十嵐弘志(NPO法人マザーハウス理事長)

日時:2019年5月25日(土)14時〜17時(13時30分開場)
場所:聖イグナチオ教会内 岐部ホール404号室(定員100名)

内容

「犯してしまった罪をつぐない,社会の一員として立ち直ろうとするには,本人の強い意志や行政機関の働き掛けのみならず,地域社会の理解と協力が不可欠です。我が国では,保護司,更生保護施設を始めとする更生保護ボランティアと呼ばれる人たちの他,更生保護への理解と協力の下,関係機関・団体との幅広い連携によって更生保護は推進されています」(法務省ホームページより)。

更生保護には、保護観察から犯罪予防活動まで、幅広い活動が含まれます。公的機関としての活動と、民間団体としての活動に従事する両者が、それぞれの活動内容や限界、協力できることなどについて対談します。

登壇者

★西原実(にしはら みのる)
平成元年、法務省 京都保護観察所に採用。以後、奈良、大阪堺支部、大阪、和歌山、神戸、京都保護観察所を転々とし、現在に至る。 福祉のケアを必要とするケースの対応に疑問を持ち、国立重度知的障害者総合施設「のぞみの園」が実施する「非行・犯罪行為に至った知的障害者を支援し続ける人のための双方向参加型研修会(実践者研修会)」に5年前から、大阪府地域生活定着支援センター(よりそいネットおおさか)主催の「よりそい刑事司法専門研修」に3年前から、それぞれ講師として参加している。

★五十嵐弘志(NPO法人マザーハウス理事長)
前科3犯、受刑歴のべ約20年。獄中で主イエス・キリストと出会い、回心する。「神の愛の宣教者会」の修道女との交流にきっかけに、マザー・テレサを信仰の母とする。 出所後、真の愛と赦しを実践するため、「民間非営利団体マザーハウス」を設立。以後、受刑者や出所者のケアとともに、イエス・キリストの愛を伝えている。2014年5月に、マザーハウスをNPO法人として正式に立ち上げ、現在、全国の受刑者約700名と文通(ラブレタープロジェクト)、出所者50名以上をサポート中。

VIPプリズムスタッフ及び協力者

会長 五十嵐 弘志(特定非営利活動法人マザーハウス理事長) 副会長 原田 昇(株式会社ライフテック) 顧問 宿谷 晃弘(東京学芸大学准教授)、佐々木 満男(国際弁護士)、 新倉 修(青山学院大学教授)、細井 洋子(東洋大学名誉教授)

お問い合わせ

電話: 03-6659-5260

メール:infovipprism@motherhouse-jp.org